クラシカロイド

[Story] ストーリー

01 ベトとモツと音羽館

歌苗は女子高生ながら大家さん。祖母が残した古い洋館“音羽館”は父親の借金で取り壊しの危機。そこにベートーヴェンとモーツァルトと名乗る、おかしなふたりが現れる。幼なじみの奏助も館に入り浸り、餃子に執ようにこだわるベトと、子どものように無邪気でイタズラ三昧のモツとで迷惑な騒ぎを次々と巻き起こす。そんな中、ついに館の取り壊しが決まる!音羽館のピンチに(?)ベトは不思議な音楽の力“ムジーク”を発動した!!

02 出せ!ムジーク

もうすぐ歌苗の誕生日ということでベトとモツにパーティーを開こうと言う奏助。そして最大のサプライズとしてムジークで喜ばせようと提案する。そう、ムジークの力をもう一度見たい奏助が、ふたりをけしかけようとしたのだ!しかし思惑どおりにいくようなベトとモツではなく…。はたして再びムジークは起こるのか?そして歌苗の誕生日パーティーは無事に開かれるのか!?

03 チョッちゃんとリッちゃん

あいかわらず入居者募集中の音羽館に、ついに見学者が!はりきった歌苗がナイスバディの入居希望者を案内していると、空き部屋のはずの203号室になぜか人の気配が!?謎の不法侵入者は、ベトいわく“餃子の妖精、ギョザリー”、モツいわく“さみしがりやおばけ、ドンちゃん”、そして謎の美女リッちゃんいわく“チョッちゃん”!?チョッちゃんとリッちゃん、ふたりのムジークが交錯して、音羽館はまたまた大変なことに…!?

04 さまよえる後輩

私の名前はフランツ・シューベルト。この世界は自分の知る時代や世界とはまるで異なり、見知らぬ風景が広がっている…!しかし、そんなことはささいなこと。最も大切なのは、この世界には敬愛するベートーヴェン先輩が存在していることだ!!街から街へとベトを探しさまようシューベルト。そして彼の周囲に巻き起こる事件。はたしてシューベルトはベトと無事出会うことが出来るのか?

05 漆黒のギョーザー

ベートーヴェンがこだわり続けている餃子。今日も理想を求めギョーザーを焼いているが目指す物にならない。なんでも、ベトが追い求めるのは以前に食べた“漆黒のハーモニー”だと言う。音羽館の面々は見かねてベトに協力することに。一方、歌苗に電話がかかってくる。それは、彼女の父“響吾”から返して欲しい物があるので受け取りに行く、という内容だった!!返すお金なんてない歌苗と、ベトのギョーザーの行く末はいかに?

06 始まりのクラシカロイド

“クラシカロイド”とは何者なのか…悩む歌苗の元に、失踪中の父・響吾からパッド君を通じて連絡が!ベトとモツのふたりを音羽館へいざなった父であればその正体を知っているはず…と、歌苗は父を問いただす。一方、歌苗のために借金返済を計画するクラシカロイド一同だったが、結果的に歌苗を怒らせてしまう。ついに歌苗は、クラシカロイドたちを館から追い出そうと決意。するとその翌日、音羽館からみんなの姿が消えていて…?

07 やまのおう

音羽館からほど近い山に、謎の生物”ハマゴン”が出没。テレビのニュースでも取り上げられ街は大騒ぎ。一方音羽館では、近頃ベトとモツが姿を見せず、歌苗はつかの間の平穏を満喫していた。そんな中突如、館にハマゴンが現れる!謎の生物を追って山に向かう音羽館の面々。時を同じくして、異様にハマゴンに興味を示すチャイコフスキーも、山へ捕獲に向かっていた。ハマゴンとは一体何者!?そしてハマゴンの行動の目的とは!?

08 女子会の一日

「女子会をしたい」というリストが、歌苗とチャイコフスキー、バダジェフスカを呼び出した。全部リストのおごり!ということでプール、カラオケ、温泉…とやりたい放題。たまたまその場に居合わせた奏助は、こっそりとその後を追っていくが、ぶっちゃけトークに花を咲かせる女子たちと反して、だんだんと精神的ダメージを負っていく…。しかもテンションが最高潮に達したリストのムジークが発動し…!